| 2021.08.04
HEROISM|ENDROLLの価値基準
こんにちは、COOの加藤です。
今日はENDROLLのバリュー(価値基準)についてお話します。
バリューをHEROISM(ヒロイズム)と呼んでいます。
ENDROLLという舞台で、一人ひとりが主人公であり、心から楽しんでほしいという気持ちから、このように名付けました。
HEROISMは創業当初3人の頃から形を変えつつも常に存在しており、非常に大切にしているものです。
ENDROLLの3つのバリュー(価値基準)
四六時中エンターテイナー[Always Entertainer]
例えどんな瞬間であっても、誰かの感情を創ることを最も大事なことにしよう。感情の先に、全ての結果は広がっているから。
冷静沈着ゲームハッカー[Cool Game-Hacker]
大きな壁を目の前にした時は、立ち止ってゲーム構造を分析しよう。どんな問題にも攻略法があることを知っているから。
暇と退屈ブレイカー[Boredom Breaker]
予測できる未来がもたらす退屈という感情をぶち壊しにかかろう。刺激を求めて変化を重ねる限り、ハッピーエンドは訪れるから。
HEROISMは共通のルールであり、ENDROLLの性格
「HEROISMは、ENDROLLの性格であり、ENDROLLが成果を出すために大事なものだ」と社内では言っています。
HEROISMは、ENDROLLの価値基準であり、全ての意思決定の拠り所となります。
少し言い方を変えるなら、「HEROISMは、ENDROLLにいるからには、大切にしてもらう共通のルール」です。
メンバーは、このルールを守ることをかっこいいと思える価値観の人であり、このルールに沿ってメンバーが行動した結果、ENDROLLの法人性格はこのように捉えられていくと考えているからです。
この共通のルールを守ることを、大切にできる人と一緒に働きたいと思っています。
少し厳しい言い方になるかもしれませんが、HEROISMを大切にできない人は、採用できないし、組織に長くいられません。
ただ誤解していただきたくないのは、HEROISMを大切にできない人が悪いという話ではなく、ただ大切にしたいものの価値観が合わないというということだと思っています。
HEROISMを大切にしながら、ENDROLLが掲げるミッションを達成したいと考えています。
たとえHEROISMに沿った判断をして失敗したとしても、後悔はしないとしています。
それくらい、ENDROLLはHEROISMを大切にしています。
代表だけではなく、創業メンバーの思想からも抽出
4期目が始まる前にHEROISMを刷新をしました。
その際には、全員が心の底から守りたい・かっこいいと思えるHEROISMを作ることを心がけました。バリューは理想的なものを掲げてしまいがちですが、理想ばかり言って運用されないとまったく意味がありません。
そこで、代表の前元はもちろん、当時在籍していたメンバーにも、一人ひとりヒアリングをしながら、弊社が大事にしたいと思えることを抽出して言語化していきました。
そのおかげか、刷新したHEROISMは想定以上に、メンバーに肯定的な雰囲気で迎え入れられ、浸透が早かったと感じています。
もちろん、HEROISMの各項目の解釈がズレたりするので、継続的なチューニングは必要です。
運用しだして約1年経ちますが、日頃からチューニングしていることでHEROISMが、当初より組織に馴染んできて使いやすくなっている印象があります。
HEROISMを日頃から意識するために
ただこのように馴染んでくるまでに、HEROISMを自然と意識できたわけではありません。また一度意識できたとしても、忘れてしまったりもするものだと思っています。
そこで、HEROISMを日々意識できるように工夫をしています。
Monthly HEROISM
全社会で毎月一度、メンバーから投票された前月のHEROアクション(=HEROISMに沿った行動)を全社に発表しています。
Weekly HEROISM
毎週の全社会にて今週をHEROISM観点から振り返る場を設けています。
交際費
「四六時中エンターテイナー」で言っている「誰かの感情を作る」上で、他者のことをわかろうとすることは大事だと考えています。そこでユーザー・メンバー・採用候補者など他者と触れ合う機会に対して補助費を出しています。
ゲームハック費
「冷静沈着ゲームハッカー」になるために、各自の裁量の範囲で投資ができるように資金援助をしています。
またこれら以外でも、日頃から「エンターテインしよう」「冷静沈着になろう」「暇退ブレイクしよう」などの言葉をかけあって、HEROISMに沿った意思決定ができるように促しています。
最後に
ミッション・ビジョンと同じで、バリューも経営者は覚悟を持って守らなければなりません。
こうしてバリューを掲げているからには経営者自身もそれを中心に動く必要があり、できていない時はちゃんと指摘される必要があります。
メンバーにはHEROISMは守ることと経営者ができていないときは指摘するようにもお願いしています。
一人ひとりがリーダシップをもってHEROISMを守ろうとする行動が、ENDROLLという法人の性格をつくります。
「ENDROLLの人と仕事をすると楽しい」と思ってもらえるように、HEROISMを中心に据えた素敵なチーム作りを引き続きしていきます。
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